今日は雨も止んでからりとした気持ちいい日ですね。
こんな日は久しぶりにお布団でも干して…今日はふとんの干し方を紹介します。
いまさらなネタでどうかな?とも考えたのですが
先日お客様と羽毛布団の説明をしていて
「自分(寝具専門店の人間)が当たり前に知っていると思っている事は
一般の方が知っているとは限らない」という事に気付きました。

基本的なお話ですがお付き合いください。

綿わた布団の干し方



昔ながら綿わた布団の干し方ですが…最初にお伝えしておきたいのは
「叩いたらダメ」という事。

綿わたのお布団は叩くと中のわたがちぎれて際限なくホコリが出ます。
逆効果なので叩いてはいけません。

ホコリが気になるようでしたら、掃除機で吸いましょう。

天気の良い日にひなたで干すと綿わた布団はふっくらして気持ちいいですね。
綿わたは吸湿性が強いのですが、放湿しにくいので頻繁に干さないと
ジメっと冷たいふとんになってしまいます。

直射日光に長時間干すと、生地が紫外線で劣化します。
綿わた布団によく使われる綿サテン生地は劣化すると裂けたりします。

しかし、綿わた布団は5年に一度のペースで打ち直して使わないと
中わたがペチャンコにヘタってしまいます。
打ち直し時に生地も一新するので、紫外線による生地の劣化は気にしなくても
いいと考えています。

羊毛混敷き布団の干し方



羊毛混の敷き布団の干し方は…
綿わた布団ほど頻繁に干さなくても大丈夫です。

中身の羊毛は(ポリエステルと混紡されていることが多いです)
吸湿性も放湿性も持ち合わせていますので、湿気を自然に放散します。

環境と使う方の汗の量によりますが
10日に一度程度干せばいいのではないでしょうか。

どの位の頻度で干せばいいかわからない方は、
朝起きた時敷き布団の下(床との間)に手を入れ、
湿気てないか・もしくは濡れてないか確認してください。

ジメっとしていたら干してください。
そして前に干した日からの日にちを数えて
何日おきに干すかの目安にしてください。

床面の結露は敷き布団をカビさせます。
不衛生ですし、一度カビたら洗濯してもシミが取れません。

で、ついでに書いておきますと
敷き布団の床面が結露しやすいのは「冬」。梅雨時期じゃないんです。

ねどこ内の暖かく湿った空気が”冷たい床面”に触れる事で結露するので
結露とカビは冬場特に注意してください。

もちろん、羊毛混の敷き布団も「叩いたらダメ」。
理屈は綿わた布団と同じです。中わたが切れて…ネバーエンディングホコリです。

ウレタン系敷きマットの干し方



ウレタン系の敷きマットの干し方は、
「陰干し」です。室内で何かに立てかけて風を通す程度がいいです。

以前ウレタン系の専門の方にお聞きしたのですが
ウレタンの弱点・敵は

  1. 湿気
  2. 紫外線

なんだそうです。

湿気や水分はウレタンを早く劣化させます。
紫外線も良くないんです。

外で干してしまうと紫外線にさらされるためお勧めできません。
そもそも石油化学製品のウレタンは吸湿性がほとんどありませんから
室内で風を通す程度で大丈夫です。

よくされるのは、
ウレタン敷きマットの下に除湿シートという
湿気取りのシート(シリカゲル系が多い)をしいて使うという方法です。

ある程度湿気を吸わせたら
湿気取りのシートを干してまた使います。

羽毛布団の干し方



羽毛布団の干し方ですが…やはり陰干しです。
羽毛布団も頻繁に干さなくて大丈夫です。10日に一回くらいかな~。
(関連記事→羽毛布団のしまい方

羽毛布団は耐久年数が長い上、
綿わた布団のように手軽に打ち直しが出来ません。
(リフォームはできますがコストが…綿わたより高いですから)

ですから、紫外線による側生地の劣化には気を付けたいところです。
羽毛布団は劣化して生地が裂けるともう使えません。
中の羽毛が飛び出て悲惨(飛散にかけてます笑)な状況になるからです。

ですから、基本は陰干し。どうしても直射日光に干す場合は
カバーをかけて干すといいですよ。側生地を多少守ってくれます。

真綿ふとんの干し方



真綿もあまり干さなくていいです。
基本羽毛布団と同じ扱いだと思って下さい。

ただし、真綿ふとんは側生地にシルクサテンを使っているものが多く
シルクサテンはしなやかで気持ちいい反面、ちょっと引っ掛けると破れてしまいます。
ですから、私なら部屋の中でイスか何かに掛け室内に風を通す(窓とドアを開放)
干し方をします。移動距離が長いと何かに引っ掛けてしまいそう…もったいない。

ただ、真綿ふとんに関しては
生地が破れても中身が吹き出してくることはありません。
多層構造の中わたなので羽毛のように飛散する事はありません。

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