日が落ちるのもすっかり早くなりました。やっと秋です。
これからはひと雨ごとに気温が下がっていきます。
広島市内の週間予報を見ると、これからは最低気温が20℃前後。
タオルケットなどの掛け物を一段階暖かいものに変えないと
明け方目が覚めてしまいそうです。
羽毛などの肌掛け布団が気持ちいいシーズン
最低気温は朝方の気温であることが多いんですが、
実は人間の体温も明け方が一番低いんです。
睡眠時の掛け物(掛け布団系)はこの”明け方””の気温をターゲットにして選ぶべきです。
なぜなら、この時ちゃんと保温できないと”目が覚めてしまう”から。
ですから今の時期は「羽毛の肌掛け布団」など軽くわたが入った掛け物が活躍します。
ただし、ダウン70%以下の薄いものや、充填量が0.2㎏、
という”真夏に安いから何となく使ってた”ものではなく…
- ダウン85%以上で
- 充填量は0.3㎏以上(シングルサイズ)で
- 出来るだけ柔らかい生地
の羽毛肌掛け布団がいいですね。
ワタシだったらそういうスペックの肌布団が使いたいな~
これらのスペックを満たすものなら、
ある程度以上の保温力が見込めるので今の時期気持ちいいと思います。
真綿の肌布団もいいですよね~
真綿(シルク手引き)の肌掛け布団もいいですよね~。
フワンと掛かって体と掛け布団の間に隙間が空きにくいですし。
こちらは”近江手引き”などの国産がいいんですが…結構いいお値段です。
国産の真綿がいい理由は…
- 酸っぱい匂いがしにくい(繭をほどく時中国産は酢酸カーミンなどの酸性の薬剤を使う)
- 手引きの技術が優れているので中身が均等に
- 商品にもよりますが、同じ重量でもフンワリしやすい(手引きが上手なんかな?)
などがあります。実物を比較したら分かると思います。
よかったらウチに見に来て下さい。広島市内です(→木村寝具店へのアクセス)
最近では、真綿の掛け布団は0.5㎏(シングルサイズ)程度が主流です。
そもそも最近では冬場に1枚で使う事は想定していなくて
(嵩が出にくい性質上、冬用の掛け布団を作るとメチャメチャ重たくなる)
冬場は羽毛布団の下に掛けて使う事が多いです。
そうなると一昔前のような充填量1.0㎏(シングルサイズ)だと重すぎるんですね。
真綿は素材的に”調湿機能”が”優れているので
ムレ感が少なく、温度変化の大きい季節の変わり目にはキモチイイんです。
その他にも気持ちいい肌掛け布団が
上の画像はモダールという”テロン”もしくは”トロン”とした肌触りの肌布団。
モダールはパルプ(木材)から作られた半合成繊維で滑らかな肌触りと吸湿性をもった素材です。
これね、触ってみて欲しいな~。独特の肌ざわりの掛け物なんですが
キモチイイんです。ずっと触っていたくなります。
よかったらいろんな肌布団の実物を見に来てくださいね。