木村寝具店では、知らないうちに起きている体のゆがみを
AIによる画像診断で”見える化”し、
最適な敷き寝具やストレッチの提案が可能にになりました。



私（睡眠環境・寝具指導士取得）まくら職人は
これまでの経験から睡眠中の寝姿勢が”肩の巻き”などの
体のゆがみに大きな影響を及ぼしている、と考えています。

これまではレーザー測定を基に寝姿勢を予測していた

なぜなら、オーダー枕の作成時に背中のポイントをいくつかレーザーで計測するのですが、
その数値からその方の寝姿勢を高確率で当てることができているからです。
（お客様に直接聞いて答え合わせしています）

体に合わない寝具を知らずに、または我慢して使用する事で
ゆがみが出やすい不自然な寝姿勢を毎日６～８時間とってしまい
その結果昼間の姿勢にゆがみが出てしまっていると考えています。

これまではレーザー測定した数値と
経験とお客様へのヒアリングなどを頼りに
寝姿勢を予測していました。（割とアナログです）

この度、AIによる診断システムを導入。
お客様の画像から体のゆがみや傾きを計測し、

  1. ダメージを受けやすい部位
  2. 今の寝姿勢を続けると予測される未来姿勢
  3. お客様の体のゆがみに対応したストレッチ
  4. お客様に合った敷きマットの提案

などが可能になりました。
敷きマットの提案はこれまでのオーダー枕作成経験で培った
寝姿勢予測が大きく役立っています。

ちなみに広島の寝具専門店初導入です。

実はこのシステムの開発元は東京大学。
計測した数値がサーバーに送られて…
予測精度がどんどん上がっています。

姿勢診断システムの大まかな流れ

大まかな流れは

  1. 画像を撮影して今の状態を計測
  2. 現状のゆがみとダメージをAIが分析
  3. 将来の姿勢予測を表示
  4. 歪みを予防するためのストレッチと寝具の提案

です。

まずは計測方法から詳しく見ていきましょう。

ipad proで撮影した画像からAIがゆがみを検出


専用のプログラムを起動し、ipad proで分析したい人を撮影します。
水平・垂直を合わせて中心に照準を合わせて撮影。

正面からと真横から立った状態で撮影します。

データをサーバー転送。AIが診断

撮影画像をAIに診断させます。
もちろん個人を特定できない状態のデータで診断。

2023年2月現在、30万人のデータを基に学習したAIが診断していて
今後もアップデートされ精度が上がっていく予定です。

私も試してみました。


ゆがみは少なく、スコアは良かったです笑
ちゃんとした寝具で寝ているからだと思っています。
（→当店で寝具を替えてゆがみが小さくなったお客様も）

しかし、左半身に負担がかかっている事など
出ている分析結果には心当たりが多くあり
これは凄いな、と感じました。AIエライ！
（私は疲れがたまると左の腰が痛くなりやすい）

診断結果出力


診断結果の例です。上記画像は当店スタッフさんのもの。
このスタッフさんも「コレ、あたってます…」と感心していました。

将来的になりそうな姿勢のアバターが表示され

  • 筋肉が硬くなりやすい部位
  • 脂肪が付きやすい部位

を色分けして表示してくれます。面白いでしょ？

これまで何となく「疲労がたまると辛くなる場所」が
みなさんあると思います。

それがどういった体のゆがみが原因で
その歪みを放置して年齢を重ねた結果こうなるかも、
という予想をデータの裏付けを基に教えてくれる、
そういう便利なAIです。

現在の歩行状態と理想的な歩行法



現在の歩き方の状態と理想的な歩き方も提案できます。

日常的にウォーキングをしている方は参考に出来ますね。

ウォーキングは腰痛にも効果があると言われています。
歩くことでこわばった筋肉がゆるむからです。

当店でも腰痛の方には敷き寝具の改善で累積のダメージを軽減するとともに
毎日30分のウォーキングをお勧めしています。

おすすめのエクササイズとストレッチの提案


未来の姿勢のゆがみを予防するための
エクササイズとストレッチの提案です。

ゆがみを計測した方に合わせた
オーダー的な提案ができます。ありがたいですね。
毎日頑張ってみましょう。

おすすめの敷きマット・敷き布団の提案

最後におすすめの敷きマットや敷き布団を提案します。

昼間の姿勢のゆがみがどういった原因で出ているのかを推測し
睡眠中の姿勢を自然に楽にするため、最適な寝具をおすすめします。

おすすめ寝具の編集には当店も関わっております。
これまでのオーダー枕作成経験から最適な敷き寝具を提案します。

ここで言う「最適な敷き寝具」は、ゆがみを矯正するためのものではありません。
ゆがみの原因を推測し”ゆがみが蓄積しにくい敷き寝具”を提案する、というものです。

寝ている間に姿勢を矯正しようとすると
辛くて寝られなくなることも。寝れないのはしんどいですね。
姿勢矯正をするなら起きている間にしましょうね。

これまでの診断結果やストレッチなどの提案は
お客様のLINEにお送りする事も出来ます。
ストレッチなどは出来たら毎日行ったほうがいいですから。

ウォーキングもストレッチもマッサージも大事ですし
気持ちいいですが、持続性と手軽さは敷き布団が一番です。
なにしろ毎日そこで寝るだけでいいのですから。

体験したい方は十日市町の木村寝具店までご来店下さい。

※このAIの機能上、画像撮影時に体の線が出にくいスカートなどは苦手です。
ズボンでないと下半身のポイントの計測が難しいです。
※ゆったりしすぎた服やフワモコ系の服も苦手です。ご注意ください。

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