2月もそろそろ終わり。

3月と言えば、ひな祭り・ホワイトデー・卒業式。耳の日とかもあります(笑)

3月・4月から新しい環境で新生活のスタートを切る、と言う方も多いのでは。そんな「新しい環境で使うふとん」の選び方を紹介してみます。

快眠には

  • 睡眠時の姿勢
  • おふとんの中の温度
  • おふとんの中の湿度

あたりがちゃんとしていればOKです。

ここでは、「新生活のふとん選び」の具体的な考え方を簡単に。


新生活のふとん・その1”新しい環境の気温を考える”


まずは、引越し先の気温を考えましょう。

当然、寒いと眠れません(笑)風邪ひきますよ。

地域別・月別の”最高気温”や”最低気温”などを

気象庁のホームページで見ることができます。

気象庁|過去の気象データ検索(地域・月などを選択してみて下さい)

ウチのホームページをいつも見ている方は、もうお分かりかと思いますが、

ふとんを使う時の気温は最低気温(深夜3時くらいかな?)です。

”お住まいの地域”と”引越し先”の最低気温を比較してふとんを考えて下さい。

気温にかかわるのは、主に”掛けふとんの選定”です。

寒かったら厚めの掛け布団で。または毛布を足して。

新生活のふとん・その2”何年使うか考える”

そのおふとんを何年使うか考えましょう。

大学進学などの場合、「卒業したら捨てて新しいふとんを買う」という方がほとんどですが、

実際のところ、「結婚するまで使った」と言われる方がほとんどです。

大学入学時18歳として、結婚するのが…30歳前後?もっと後?

ちゃんとしたふとんを持って行った方が…絶対おすすめです。

「どうせ、すぐダメになるから。頻繁に買い替える」もアリです。

ただし、近年粗大ごみの処分は、

  1. コンビニなどでチケットを買う
  2. その地域の担当部署に電話して日にちを決める
  3. 期日にステッカーを貼って出す

とか、結構面倒で…(笑)昔は簡単だったのですが。

また、結婚時のおふとんの場合は

お子さんが生まれた後を考えることも大事です。

ダブルサイズのベッドとか…

お子さんが落ちちゃわないか、お母さんが心配で眠れない、と言うケースも。

ちなみに、あくまで目安ですが

  • 一般的な羽毛布団の寿命は10年
  • 羊毛混の敷き布団の寿命は5年
  • ウレタン系の敷きふとんの寿命は10年弱
  • 綿わたのおふとんは掛け敷き共に5年で打ち替え

です。

新生活のふとん・その3”寝室の広さ・収納を考える”



新生活の寝室の広さや収納を考えましょう。

ふとんのサイズは(敷き布団で)

  • シングルサイズ:100×210cm
  • ダブルサイズ:140×210cm

です。(ちなみに掛けふとんは横幅+50cmです。)

その他のふとんのサイズ表は…

掛けふとんサイズ表
敷きふとんサイズ表

にて。参考にしてください。

お部屋に収納が無い場合、ベッドにするのも一つです。

ベッドのスノコの上に敷き布団を敷いても使えます。

ただし、ベッドにした場合、

当たり前ですが、ベッドを置いたスペースは、他の事には使えません。

ふとんの上げ下ろしをすると、部屋が広く使える利点もあります。

新生活のふとん・その4”お手入れを考える”



”ふとんのお手入れ”を考えましょう。

最近はあまり使われてないですが、

”綿わたのおふとん”の場合、頻繁に干さないと

ジットリして重く・冷たくなります。

お忙しい方、マメにお手入れができない方は避けた方が無難です。

綿わたに限らず、敷き布団は床面との間に湿気が溜まり

カビやすいので、注意が必要です。

敷き布団の裏面に風を通して、水分をためないようにしましょう。

「除湿シート」というシリカゲル入りのシートを

敷き布団の下に敷くのもおススメです。ただし、除湿シートもたまに干してください。

以上が、私の考える”新生活でのふとんの選び方”です。

興味があれば、ウチのお店に来てみて聞いてください。

木村寝具店へのアクセス。ちょと分かりにくいけど、たどり着けますか~(笑)