浸水が心配になり、お店を見に行こうかと思ったくらいで…(笑)
実際はなんという事もなく
取り越し苦労でした。よかったよかった。
そういえば、今日オーダーメイド枕を作りに来られた方、
「まくらは高さが高いものを使っていて…」とおっしゃってたのですが…
このページの目次
まくらは(高さが)高くないと寝られない…
まくらは高さが無いと寝られない、って言う方”男性”に多いんです。
そういう方の睡眠状況をお聞きした時にありがちなのは…
- 枕を2個重ねて使っている
- 肩・首が凄く凝る
- 寝る時は横向き寝で寝ることが多い
- 横向き寝が多いというよりは、仰向き寝でほとんど寝ない
- 朝、枕がどこかに行っている。
- いびきをかきやすい。
- 敷きふとんがヘタっている。
などなどです…。
結構みなさんパターンにハマってらっしゃいます(笑)
これらのことには理由がありまして…。
一個づつ、簡単に書いて行きましょうか~(笑)
こっから先、業者さんは立ち入り禁止ですからね~(笑)
※サイトに引用等される場合は、必ず”出典”と”リンク”をはっきりした形で記載してください。
※また、メールでいいのでわたしに一報ください。
※SNSでの紹介は大歓迎です。
枕を2個重ねて使っている
これは簡単。
高さが足りないとカラダが錯覚しているから。
全体的に高くしてもダメなんです。
足りないのは頸椎弧部分の高さです。
↑使い回しの画像ですが(笑)Bの高さです↑
ココを高くすると、アラ不思議(笑)落ち着きます。
AとBの高さのバランスは、顔の角度を見ながら調節します。
まくらを2個重ねて使っている方は
Bの高さが足りないのに、まくらの全体の高さが上がってしまっているので…
どれだけまくらを高くしても、しっくりくる事はありません。永遠に(笑)
肩・首が凄く凝る
これも簡単。
枕が高すぎるから肩が凝るんです(笑)
枕を使って仰向き寝をしたときに
顔がニョンと(笑)上に突き出た姿勢だと…
肩・首がヤラレます。
よく見ると、背中部分が空いています。
眠って力が抜けると(睡眠中の2割は筋肉が弛緩している)
背中部分が敷き布団まで落ちて、余計ヘンな寝姿勢に。
筋肉に力が入っている時間帯は
首肩の筋肉が引っ張られ、疲労します。
↑机に座り、前傾姿勢でパソコンを触っている姿勢と似てますよね。
肩も凝るでしょう。ちなみにストレートネックになりやすい姿勢です。
寝る時は横向き寝で寝ることが多い
これも簡単。
仰向き寝で眠るにはまくらが高すぎるから(笑)
横向き寝の時のまくらの高さは、
仰向き寝の時より高い方が合うんです。
つまり、さっきの仰向き寝時のAとBの長さより
2枚目イラストの横向き寝時のAとBの長さの方が長いんです。
だから、
人間、高めのまくらで眠てしまった場合、
自然と体が横向き寝になります。
→ここでも書いたかな~
ホテル・旅館でまくらが合わなかったら
横向き寝が多いというよりは、仰向き寝でほとんど寝ない
あ、これは前の項と被ってますね。
しんどいので、仰向き寝で寝られないからです。
寝付くときには仰向けでも、気が付くと横向き寝になっています。
朝、枕がどこかに行っている。
高すぎるまくらは、合わないので…
「んー、これ邪魔」ってしているのかと。
こうなると、そのまくらの”存在意義”が問われます。
睡眠時の寝姿勢に本当に必要なモノなら、
体が本能的に手放しません。
いびきをかきやすい。
高すぎるまくらは、顔の角度に問題が生じます。
アゴが引けて首元にひどくシワがより…
気道が狭くなりやすいため、いびきをかきやすくなります。
敷きふとんがヘタっている。
敷き布団がヘタってくると
腰の部分が沈みます(薄くなる)。
これはふとんに横になると全体重の44%が腰の部分にかかるためで、
腰が沈むと、テコの原理で頭が上がります。
そのため、自然とまくらの高さが高くなりやすいんです。
しかもこの状況は、
寝姿勢がぐちゃぐちゃになるので、まくらをオーダーして
家に帰って使ってみると、「どうも違うなー」となりやすいです。
高さが高いまくら、まだ使います?
と言う事なんです。
”高すぎるまくら”は早めに見直してください。
寝ている時の姿勢って毎日・長時間そのままなので、
昼間の姿勢に影響してくることも多いです。
※枕を作る時の計測値データをもとに書いています。
体に合った枕を選ぶか、枕をオーダーされるかした方が…絶対いいです。
では、今日もこのへんで。
当店は広島市中区十日市町でオーダー枕を作っている寝具専門店です。
“高いまくらじゃないと眠れない、という方へ” への2件のフィードバック
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