朝、起床時の「あそこが痛い」「ここも痛い」は睡眠中の寝姿勢

に問題がある事が多いんですが、今日はその中でも「肩から背中にかけてのハリ」について…年齢を重ねるにつれて、朝体のあちこちが痛くなりませんか?
じつは「睡眠中の理想的な寝姿勢」と言うものがあります。

「理想的な寝姿勢」から外れてしまうと、ずれている部分が痛くなりやすいんです。
これ、オーダー枕を作ったお客さまのその後をちゃんと聞いていくと良く分かります。

では、今日話題にする「肩から背中にかけてのハリ」
どういう寝姿勢をした時になりやすいのでしょうか?

肩から背中にかけてのハリは枕が高い人に多い



↑過去の画像ですが、こういう寝姿勢の方は
肩と背中にかけてひどいハリやコリをお持ちの方が多いです。
しかも慢性的に。

昔からこういうタイプの枕を使っていると
体が慣れてしまって、この手の枕でないと違和感を感じる方もまれにいます。
その方には合っていないのに、です。

その方に合っていない高さの枕が好みになってしまうと…

  1. 肩こり・首の痛みがあるので枕を変えようかな
  2. この高さが好きだからこれにしよう
  3. それまでとあまり変わらない枕を選んでしまう
  4. やっぱり痛い・肩がこる
  5. また買い替えようかな
  6. ②から繰り返し

で、押入れに枕が何個も増えていきます。
寝る時は一つしかいらないのに…。

枕が高いとどうして背中や肩にハリやコリが出るのでしょうか?

背中・肩にハリが出る理由は、「筋肉の緊張」かなと。
頭を前傾させているせいで引っ張られ続けている背中の筋肉もハリの原因としては怪しいのですが、
現在、筋肉のコリの原因としては「長時間の筋肉の緊張」だと言われていますから、
就寝中の姿勢がこんな感じだと↓



(↑スミマセン。私の過去の画像の使い回しです。”高い枕じゃないと寝られない”という記事より)

この姿勢、背中・首・肩に力が入りっぱなしになります。
これでは、朝気持ちよく起きられるハズがありません。

背中と肩のハリやコシ。枕の高さはどうすればいいの?

枕の高さを低くして…こういう姿勢を作ります↓



使う方が女性の場合、もう一工夫あるとラクなのですが…。
この高さを目指して枕を調整して下さい。

  • アゴが下がりすぎないように。
  • 横から姿勢を見た時、顔が体から突出しないように。
  • なおかつA・Bにちゃんと荷重が掛かっているように。

ここまででアレ?と気づいたアナタ。鋭いですねー。

そうなんです。これ、ひとりでは出来ません。
横から他の方に姿勢を見てもらいながらでないと難しいんですね。

おうちでされる場合は、ご家族に見てもらってください。
難しいようでしたら…当店にオーダー枕を作りに来て下さい。

当店は広島市中区十日市町でオーダー枕を作っています