
オーダー枕を作ってきた経験上、30歳台辺りから枕の高さが合わないと感じる方が多いです。
加齢による筋力の低下や年々硬くなる筋肉なども原因かと。その原因を解説します
このページの目次
枕の高さが合わないと起きる症状
枕の高さが合わないと、睡眠時の寝姿勢が不自然になるため
首や肩に負担がかかりやすくなり、慢性的に朝のコリや痛みを感じるようになります。
これらの症状は朝起きてしばらくすると楽になる、
起きてすぐの時間帯が一番痛い、という事が多いです。
不自然な寝姿勢で筋肉が凝り固まって痛むんですね。
枕の高さが合わないと
例えば次のような症状が起きることがあります。
- 朝起きると首や肩が痛い
- 横向き寝が増える
- 腕がしびれる、だるくなる
- 肩こりが強くなる
- 仰向けで首のカーブの支えが少なく感じる
- 横向きで肩が圧迫される
- 気が付くと枕を外して寝ている
- うつぶせ寝になってしまう
枕は素材だけでなく、高さが寝姿勢に合っているかどうかが大切です。
枕の高さが合わないと、首の自然なカーブ(つまり頸椎弧)が崩れてしまいます。
人の首には前にゆるやかなカーブがあります。
(ごくまれに逆反りの方もおられます。過去にそういう方が2人おられました)
このカーブを保った状態で眠ることが理想です。
しかし枕が高すぎたり低すぎたりすると
- あごが引けて首が曲がる(枕が高すぎる)
- 横向き寝時に肩に圧力がかかる(枕が低すぎる)
- 背中が浮く(枕が高すぎる)
- 頸椎弧の支えがなくなる(枕が低すぎる)
といった状態になります。
その結果、首こりや肩こりの原因になることがあります。
当店では痛い部分がある場合、どこが痛いかによって
どういう寝姿勢の時に不自然な姿勢になっているのか、を予想できます。
長年お客様のお悩みを聞きながらオーダー枕を丁寧に作ってきましたので、
その経験を活かしています。
→パイプ枕のメリットとデメリットの記事
枕が高すぎると起きやすいこと
また、枕が高すぎると仰向き寝時にあごが引けた状態になります。
寝た時の目線が天井ではなく足元に向き、後頭部への枕が押し付けられる感覚も。
この状態が続くと
- 首の後ろの筋肉が緊張する
- 仰向き寝の時顔だけ横を向く
- 肩こりが全体的に起きやすくなる
- 呼吸が浅くなる
- 横向き寝が増える
- 横向き寝が増えた結果、肩が巻いたりしびれたりする
などの問題が起きることがあります。
人体の構造上、
仰向き寝の時よりも横向き寝の時の方が枕の高さが必要になります。
高すぎる枕で寝ている場合、仰向き寝が不快になり
自然と横向き寝が増える傾向があります。
特に「高い枕が好き」という方でも、
実際には高さが合っていないケースも多く見られます。
そういう方は寝ている間に枕を外してしまったり、
慢性的な肩こりになってしまう事が多いです。
そういう方は早めに”枕が高すぎる”
という事に気付けるかどうか、が問題です。
マッサージや整体などでこりをほぐすのも大事ですが
そもそもの原因である枕の高さを見直した方が楽ですし、合理的です。
→高いまくらじゃないと眠れない、という方にありがちな事の記事
枕が低すぎると起きやすいこと
逆に枕が低すぎると、
首のカーブを支えることができなくなります。
その結果
- 仰向き寝で首のカーブの部分が浮いてしまう
- 横向き寝の時、肩を巻き込んで寝る
- 首の筋肉が疲れる、こる
- うつぶせ寝が増える
- 仰向き寝の時あごが下がって首にシワが寄る
といった状態になります。
昔、女優さんが”首にシワが寄らないように枕を使わないようにしている”とテレビで言っていたそうですが、枕を使わないと首のカーブの支えがなくなり結果的にシワが寄りやすくなります。
傾向として痩せ気味の女性は高い枕が合わないと感じることが多いです。痩せ気味の女性は後頭部の枕の高さが低いと楽なので、ここに少しでも高さが入ると寝にくくなります。
また、体重の軽い方は首や肩の筋肉があまり発達していないため、高い枕を使用すると首への負担が増し、快適に眠ることが難しくなります。一方で、体重がある方は、適度な高さの枕が必要となり、特に寝返りを打つ際にサポートが求められます。このように、個々の体型や体重によって最適な枕の高さは異なり、選択には注意が必要です。
枕は低ければ良いというものではなく、
体型に合った高さが必要です。
仰向けと横向きで枕の高さは違う
寝姿勢によって必要な枕の高さは変わります。
仰向き寝
→ 首のカーブと後頭部の出っ張りを支える高さが必要。さらに顔の角度が適切になるような調整で。
横向き寝
→ 肩幅をだいたい埋める高さが必要。横向き寝の状態で肩があまり折れない状態に。
横向き寝では肩幅の分だけ枕の高さが必要になります。
ですから、肩幅の大きい男性は横向き寝の時により高さが必要です。
逆に肩幅の小さい女性は横向き寝の時の枕の高さは低めで大丈夫です。
一般的には枕の真ん中を仰向き寝用に低くして
両サイドを横向き寝用に高くしています。
ちょっと気の利いたまくらは大体そういう構造になっています。
ホテルの枕が合わない理由
ホテルの枕が合わないと感じる方は多いです。
理由は
- パンパンに膨らんだ枕が多い(後頭部のおさまりが悪い)
- 柔らかい素材が多い(首のカーブの支えがない)
- 旅館などでは逆に硬いパイプを使った高すぎる枕が多い
- 体型に合わせていない、合わない事が多い
ためです。
ホテルなどの宿泊施設ではなぜか高さが高めの枕が多く、
低めの枕が合う女性は枕の高さが高すぎて悩んでいる事が多いです。
旅行帰りのバスや新幹線の中でおそわれる強い眠気は
旅行疲れだけではないように思います。
あと番外編ですが、宿泊施設の寝具には防炎・難燃加工が義務付けられています。
アクリルなどで加工して燃えにくくするんですが、
通気性や吸湿性も失うのでムレ感でも眠りにくくなります。
枕の高さは調整できるものもあります
枕の種類によっては枕の高さを調整することができます。
例えば
・パイプや粒わたなどの中材を増減する
・高さ調整シートを使う
・体型に合わせてオーダーする
といった方法があります。
寝姿勢を確認しながら高さを調整すると
枕が合う可能性が高くなります。
しかし、枕の高さは体型や寝姿勢によって変わります。
また自分で自分の枕の高さ調整をすることはとても難しいんです。
なぜなら自分の寝姿勢を横から見ないと調整のしようがないからです。
私でも自分の枕を自分で作るのはとても難しかったです。
木村寝具店では
寝姿勢を確認しながら高さを調整する
オーダー枕を作っています。
また無料でオーダー枕の再調整をしていますので、万が一合わなかった場合も安心です。
枕が合わないと感じる方は
こちらのページをご覧ください。
広島のオーダーメイド枕|木村寝具店

コメント
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