睡眠中の姿勢って録画でもしないとわかりませんね。
でも寝起きに予測できる事もあります。その寝姿勢と注意点も紹介します。オーダー枕を作りに来られたお客さんとお話ししながら
いつもする事は、睡眠中の寝姿勢や睡眠環境の想像。
私は場数を踏んでいるので大体わかりますが
そうでない一般の方でもわかる寝姿勢の予測方法があります。
予測される寝姿勢等とその注意点を紹介しますので
今の眠りに悩む方やもっとぐっすり眠りたい方の参考になれば。
後頭部パッカリタイプの寝ぐせが付いている
後頭部がパッカリと割れたタイプの寝ぐせが付いている方は
仰向き寝をしている事が多いです。
また、後頭部部分のまくらが高すぎて頸椎弧(首の骨のカーブしたところ)
にまくらが当たっていない事も多いです。
後頭部の枕の高さが高いと本能的に後頭部で枕をグリグリっとして
枕を窪ませようとする方が多いんです。
オーダー枕を作成する時、この動きをする方がおられると
こっそり”ああ、後頭部が高いんだな”と判断しています。
後頭部部分が高い枕を使っている方は
肩全体が凝ってしまう事が多いです。
またあごが下がっていびきをかいてしまう事も。
側頭部パッカリタイプの寝ぐせが付く方
側頭部、つまり耳の上あたりにパッカリと寝ぐせが
付いている方は、横向き寝が多い方です。
横向き寝が多いと肩や腕がしびれたり、首の片側がこったりします。
(詳しくは→横向き寝が多い方によくある特徴)
肩も巻き肩になりやすくなります。ご注意ください。
高反発の硬めの敷きマットやベッドマットを使っている方は
より肩にダメージが出やすくなります。
朝、顔にあとが付いている方
朝、顔にあとが付いている方はうつぶせ寝をしています。
うつぶせ寝は首を大きくひねって寝ないと息ができません。
ひねった首が痛みやすいので注意が必要です。
うつぶせ寝は背骨などの荷重で肺が圧迫され、
呼吸がしにくくなります。
現在では仰向き寝中心に時々横向き寝、という寝姿勢が推奨されています。
うつぶせ寝の多い方は早めに寝具を見直すべきです。
昼間のストレスが急激に増えるとうつぶせ寝が増える、という説もあります。
ストレスが急増した実感がある方は注意が必要です。
朝、口が乾いている・寝ていてよだれが出る方
”朝、口が乾いている方”や”寝ていてよだれが出る方”
は睡眠中に口呼吸になっています。
高い確率でいびきをかいていることも。
そういった方は何らかの理由で鼻が詰まり、
口呼吸になっているのでそこを改善すべきです。
口呼吸に関しては寝具で出来ることは少ないです。
アレルギーが原因で鼻が詰まっているなら、アレルギー対策の寝具を使いましょう。
アレルギー対策の寝具としては
- ゴアテックス生地の羽毛布団
- 真綿(シルク)布団
- 洗える寝具(ダクロンなど)
- 高密度生地のカバー(ダニなどが通過できない)
などがあげられます。
以上のような状態・お悩みが当てはまる方、
いちど当店に相談してみませんか。