敷き布団・マットって、最近では色々出ていますよね。
これらの敷き布団・マットの特徴と寿命をまとめときます
と、いうのも先日の記事で
”寝具みたいな耐久性の高い商品は、増税前に買い変えてもいいかも”
というお話しをしたのですが、そもそもの寿命をご存じない方も多いので
買いとこうかな、と。

ここで書く敷き布団・マットの寿命とは



ここで書く寿命とは、敷き布団が使用に耐えなくなる状態です。
体感できる事で表現すると、

  1. 寝た時敷き布団・マットを通して床の硬さを感じられる
  2. 寝て起きた時、毎日必ずどこかが痛い
  3. 見るからに厚みがペラッペラになった

という状況です。
そもそも、1.と2.のようにならないように敷きふとんを使っているんです。
敷き布団は床と体との間のクッション材です。
その機能がなくなったら…もうダメです。そうでしょ?

お手頃価格の敷き布団・マットだと買ってすぐに
1.や2.そして3.を感じられるようなものもあります。
キミは果たして敷き布団と呼んでもいいのかな?と思ったりします。

ここで書く敷き布団・マットの寿命は一般的なもの



さらに、ここで書く寿命の長さはあくまで一般論です。

というのも、お客様にもお話しするのですが
体重90㎏の人と体重45㎏の人が同じ敷き布団に寝た場合
敷き布団のヘタる早さはかなり違います。

単純に敷き布団が押さえつけられる重さが倍・半分なので
敷き布団が受けるダメージも相当違います。

また、暑がりの方とか…何らかの理由で寝返りが多い方は
同じように敷き布団・マットが受けるダメージが大きいです。

そもそもメーカーさんの耐久検査は、
○○㎏の荷重で××万回圧縮して(機械的に押さえる)云々というものが多いんです。
寝返りが多い方は圧縮回数が多い状態です。寿命は短くなります。

ですから、一般的な体形の方が一般的な寝返り回数をする想定での
一般的な寿命を書いていきます。

あ、あと敷き布団・マットの名前がわからない事も多いと思いますので
敷き布団・マットの種類と見分け方や特徴も書いておきますね。

綿わたの敷き布団の特徴と寿命



綿わたの敷き布団は、上のような敷きふとんです。

綿わた敷き布団の特徴

特徴としては、4つ角に綴じ糸(糸の房)が付いています。
また布団のところどころにも綴じ糸が付いています。

これは布団のわたと生地がずれないように止めているもので
作る方によって綴じ方が違います。

工場製品ではない事がほとんど(職人さんの手作り)なので
品質表示が付いていない事が多いです。

綿わた敷き布団のその他の特徴としては

  • 重い(シングルで6.5㎏とか)
  • 頻繁に干さないと湿気を溜め、冷たくジットリする
  • 打ち直しができる
  • ホコリが出やすい

という感じ。昔ながらの敷き布団は大体これです。
現在は、お手入れが簡単な他の敷き布団・マットに押されています。

綿わた敷き布団の寿命

綿わたの敷き布団の寿命は3~5年です。

しかし綿わたの敷き布団は唯一打ち直しができます(リフォーム的なヤツです)。
なので、寿命が来たら打ち直してまた使えます。
※当店でも打ち直しができます。

ただし、何回か打ち直すとわたがボロボロになって切れてくるので
その時は買い替える(新たに作る)ほうがいいです。



↑良いわた。クリーム色で繊維もしっかりしている。
打ち直しの布団でこんなのに出会うと、「オオッ、いいわたですねー」と
嬉しくなります。



↑くたびれたわた。黒ずみ、繊維も切れやすい。
こういうわたに出会うと…「お客さん、これもう…あの」って言います。

羊毛混の敷き布団の特徴と寿命



羊毛混の敷き布団は上の図のような布団です。

羊毛混の敷き布団の特徴

この敷きふとんの特徴は、最初の画像にもありますが
”格子型”や”ダイヤ型”に線が入っているという事です。

これはミシンで側生地と中身を縫い付けている線です。
これによって側生地と中身がずれないようになっています。

この敷き布団は、工場製品なので必ず品質表示が付きます
品質表示を見てみると「巻きわた・羊毛50%ポリエステル50%」とか
「中芯・ポリエステル100%」とか書いてあるはずです。

羊毛混の敷き布団のその他の特徴としては

  • 羊毛は吸湿性が高いので蒸れにくい
  • 商品によっては軽量タイプ(3㎏ちょっと)の物も
  • 打ち直し・リフォームはできない
  • 繊維を使っているためホコリは、やはり出る

という感じ。

羊毛混の敷き布団は、綿わたの敷き布団の後に普及した布団です。
羊毛を使っているため吸湿性も高く、干す頻度が低くていいので、
取り扱いが綿わたの敷き布団より楽だったのが普及した理由です。

羊毛混の敷き布団の寿命

羊毛混の敷き布団の寿命は3~5年です。

綿わたの敷き布団と同じですね。
ただし、打ち直したりはできません。

見た目が同じような敷き布団でポリエステルが入った
ポリエステル敷き布団があります。これも寿命的には同じ感じです。

ただし、ポリエステル敷き布団は羊毛を使っていないので吸湿性がゼロです。
一部、ダクロン系(旧インビスタ・旧旧デュポン)のわたを使っているものは繊維が切れにくく
洗濯がしやすいので、アレルギーの方が良く使われます。

ウレタン系の敷き布団・マットの特徴と寿命



ウレタン系の敷き布団・マットは上の画像のような物です。
この敷き布団だけ、「マット」と呼ばれることも多いので
マットという表現を追加しています。

ウレタン系敷き布団・マットの特徴

この敷き布団・マットの特徴は、触るとスポンジ的な触感が感じられる事です。
見た目はカクカクしていて…羊毛混の敷き布団みたいに表面に線(ミシン目)がありません。

初めて見た方は、
「これ、そのまま寝るの?敷き布団の下に敷くマットレスじゃないの?」
と言われることも多いです。はい、そのままシーツを掛けて使うんですよ。

ウレタン系敷き布団・マットには上の画像のような「延べタイプ」と
3つに折れる「3つ折りタイプ」の2種類があります。



↑こういうのが3つ折りタイプです。

中身は大体ウレタン100%。硬さや形状を割と自由に変えられるので
色々な敷き布団・マットが出ています。

ウレタン系敷き布団・マットのその他の特徴は

  • 石油化学製品なので吸湿性は低い(ただし商品によっては構造的に通気をとっている)
  • 色々な硬さのマットが作られているため寝心地を選べる
  • 中身に繊維を使っていないためホコリは本当に少ない
  • お手入れは日陰干し。日に干すと紫外線劣化が

という感じ。良い感じの特徴が多いでしょ?
ワタクシ的には、この手の敷き布団が総合的に見て今一番いいと思います。

世間的にも、眠りにこだわる方が選んでらっしゃる
敷き布団・マットかなと感じています。

ウレタン系敷き布団・マットの寿命

ウレタン系敷き布団・マットの寿命は6~8年です。

ヒトによっては10年もつ、という方もおられますが
ちょっと控えめに書いておきます。

最初から厚みがあり、その厚みのヘタりが少ないため
体に合ったものを選べば、快適な寝心地が長続きします。

いつも寝ているところが凹んだり、柔らかくなってきたら寿命です。

お手入れは、先ほども書きましたが”日に当たると紫外線劣化を起こす”ため
床面(寝る面の反対側)に風を通して湿気を飛ばしてください。

色々な敷き布団・マットがありますが…見に来てください



というように、いろいろな敷き布団・マットがあります。

当店ではご予算、用途、寝心地によって選ぶことができます。
また、気になる事があれば何でも聞いてください。
当店は専門店なので大体お答えできます。

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