3月に入りました。昨日は卒業式だった、という方も多かったのでは。
暖かくなってきたおかげか、オーダー枕の再調整でご来店されています。オーダー枕は作っておしまい、ではありません。
その後の調子によって高さを微調整したり、経年のヘタリを再調整したり…。
しっかり眠れるように、長く眠れるようにお手入れしていきます。
また、ウチの見立てが合っていたかどうかの”答え合わせ”の意味もあります。
「まくらの作成後どうでした?」とお聞きしたり、お客様から感想をお伝えいただいたりしていますので。
ですから、再調整で来店していただく事が多ければ多いほど
ウチのお店の「オーダー枕作成の精度」は上がっていきます。
でもオーダー枕の作成において、”トライ&エラー”という段階はずいぶん前に越えました。
前にも書きましたが「ああ、この方はあのパターンだ…」という状態です。
お一人ずつのオーダー枕の調整記録がついに…
オーダー枕の作成時に、お一人づつの調節の記録をつけていまして…
”こんな症状が気になって枕を作られた”、”こんな方がこんな枕・寝具を使っていてこうなった”
”こんな計測記録で、こういう調整をした”という事を残しています。
余談ですが、現在(2019年3月初日)、
その”調節記録ファイル”の厚みが60cmを超えそうです。
どうしよう…書棚の一段分を占領しつつあります。ウチ狭いのに…。
これが当店の経験値です。たくさんの方の眠りと向き合ってきた記録です。
笑顔で再調整に来られるよう、じっくりオーダー枕を作っています
急いでらっしゃるお客様は別として
(そういう方でも、時間があるときに作られたらどうですか?というお話を一度しますが)
「オーダー枕作り」は、お客様の睡眠のお悩みを聞きながらじっくり作ります。
オーダー枕を作りに来られるお客様は、
「オーダー枕を作りたい」から来ているのではなくて
「睡眠のお悩み、肩こり他の不調をどうにかする手段として”オーダー枕”を作ってみる」
という方だと考えているからです。
枕ならなんでもいい、という方なら…極端な話980円の枕でも良いわけです。
再調整に来られた時、「よく眠れるようになったよ」と笑顔で言ってもらえるような
オーダー枕になるように”丁寧に”作っています。
背中のポイントを計測することで…アレコレわかる
オーダー枕を作るとき、背中のいくつかのポイントを計測するのですが
これまでの経験値があるので…その数値と現在お使いの寝具などからいろんなことを推測します。
- 寝ている時の姿勢
- どうしてその寝姿勢になっているのか
- その結果どういったことを引き起こしているのか
などなど。かなりの確率で当てることができます。
…はずれたらゴメンナサイ。
そこがわかれば、どう対策していくかなんて簡単です。
お客様に確認しながら、作業をすすめていきます。
もし、当店でオーダー枕を作ってみようかな、と思われたら…
↓一度行き方を確認してみてください。↓