私「まくら職人」は明治23年から続く”寝具専門店”を営んでおります(ちなみに5代目です)

そんな私が、独断・偏見・経験と羨望から考える「自分が使いたい寝具」をご紹介します。

記念すべき第1回は、「グースダウン93%以上の羽毛布団」。

ただの羽毛布団ではありません。グース93%以上のヤツです。

あらかじめ断っておきますが、このシリーズは、購入時のご予算などの
「現実」は無視しております。モノによっては現実離れしたものもあります。

最近、ホントに寒いので(広島市内でも最低気温-1℃とか)
ついつい防寒の寝具に話が行ってしまいました。

掛け布団はやっぱり羽毛布団。



↑画像はイメージです↑

冬の掛け布団というと、やっぱり羽毛布団です。

軽くて暖かく、耐久性も高い、という性質を考えると
現状(2018年1月現在)では”最強の掛け寝具”と言えます。

でも、現在は”羽毛布団ならどれでもいい”という事はありません。
いろんな羽毛布団が出てますから。

グース93%以上の羽毛布団が使いたい、という理由「リカバリングパワー」



私が”グースダウン93%の羽毛布団が使いたい”と考える理由は、
”膨らみ”と”それに伴う暖かさ”が違うから。

仕事柄、いろんな種類の羽毛布団を広げたり畳んだりする事がありますが、
グースダウンで、ダウン比率が高い羽毛布団は”他と全く違います”。

ちょっとの間広げておいただけでも、いざ畳むとなると膨らみがスゴイです。

以前ハンガリーの飼育業者のエライ方にお会いした時
「羽毛で大事なのはリカバリングパワー(復元力)だよ」とおっしゃっていました。
まさにこれですね。
この膨らみが、保温力と耐久性を生むんです。



↑ギュッと羽毛をつかんで…



↑離すと、ファッと戻る。これがリカバリングパワーです。

ちなみに画像の羽毛はハンガリーから直輸入しているマザーグースダウンのもの。
ダウン比率は93%以上です。(95%の羽毛だったかもしれません)

もっと言うと、生地が柔らかい羽毛布団が使いたい



羽毛布団は軽いので、生地が柔らかい物が使いたいですね。
生地は100単サテン以上がいいな~。200双糸の生地なんか使っていたら最高です。

軽いふとんで生地が硬いとフィット性が低くなり…
体と掛け布団との間に隙間が空くので暖かい空気が逃げてしまいます。

200双糸レベルで生地が柔らかく、
グースダウン93%以上の高品質な羽毛が充てんされた羽毛布団は
極上の肌ざわりです。何コレ気持ちいい、な触感です。

もう、60サテン生地(100単サテンと比べるとやや厚めの生地)には戻れません。

もっと言うと、ダブルサイズに一人で眠りたい



↑画像はシングルサイズのベッドです。

もっと言えば、ダブルサイズに(ベッドでも敷き布団でも)一人で寝たいですね~。
経験された方は分かると思うのですが、広い寝具って快適なんです。

ダブルサイズに一人で寝ると、
どこまで寝返りをうってもはみ出ない、ような解放感がありまして…
(実際はそんなことはないですが)すごく快適です。

逆に言うと、シングルサイズやセミダブルサイズに2人で寝ている、という方は
相当損しておられます。狭い寝具は眠りを浅くします。

以上、冬の防寒掛け布団の理想です

いかがでしたか?私が使いたい寝具シリーズ第一弾。

冬の防寒掛け布団で追求するべき事は、柔らかさとフィット性と保温性です。
あとは寝返りを考えると、適度に軽いと言う事。

実際にはどんな掛け布団なの?と言う方
店内で実際に掛けてみる事も出来ますから、ご来店ください。