寒くなりましたね。秋のお祭りも各地で開催されています。

ウチの近所の市民球場跡地ではラーメンフェスタがありました。大盛況だったようです。ラーメンフェスタのついでに…ウチの店も寄って下さい。たぶん来年もあると思うので。
徒歩15分くらいです。

さて、寒くなってきましたが冬ふとんはどんなものを使ってらっしゃいますか?
軽い掛け布団?重い掛け布団?

今日は掛け布団の重さの話をしてみます。

軽い掛け布団は寒いという方がおられます。



割と年配の方や、男性のお客さまによく言われるのですが、
「掛け布団が軽いと寒い・掛けた気がしない」というもの。

「ズシッとした重い掛け布団が好き」な方ですね。

布団の種類で言うと…
綿わたの掛け布団(充てん量4.5kg前後)や羊毛混の掛け布団(充てん量2.0kg前後)
が好きなタイプのふとんになるでしょう。

一方羽毛布団(充てん量1.3kg前後)などは、「軽すぎてイヤ」「掛けた気がしない」と
避けられる傾向があります。

でも本当は「軽い掛け布団の方が良く眠れる」と言われてたり…



でも現在は「軽い掛け布団」のほうがよく眠れると言われています。

その理由は、主に2つ

  1. 掛け布団が重いと、掛け布団に押さえつけられるため「寝返り」がうちにくい。
  2. 掛け布団が重いと、胸が圧迫されて呼吸がしにくい。

です。

重い掛け布団は寝返りがうちにくい



現在、「一晩に20回程度、スムーズに寝返りをうつ」と言う事が
快眠に必要な要素の一つと言われています。

寝返りをうつという事は、
「仰向け寝」の状態から「体を横向き寝」に立てたり、
その逆をすると言う事です。

その寝返り時に、体の上に重たいものが乗っていたら…
寝返りに大きな力が必要になります。

重たい掛け布団が好き、という事を女性が言われるケースは少ないのですが
その理由の一つには「男性より筋力が少ない」ため、
重たい掛け布団を掛けると、寝返り時の負担がより大きいからだと思われます。

重い掛け布団は呼吸がしにくい



重たい掛け布団は、仰向け寝時に胸(肺)を圧迫します。

肺を抑えつけられると…呼吸がしにくくなります。
なので、やはり呼吸時に多くの力が必要になります。

就寝時に、胸の上にネコちゃんやお子さんが乗っかっていたら…寝苦しいでしょ?
うなされそうですね。

よくお客さまに言われるのですが、
「年を重ねてくると、重たいふとんがしんどいの…」という方は、
こういった事が原因だと思われます。

では、重たい布団が好きな方はどうすれば…。
それにはまず、重たいふとんが好きな方が「なぜ好きなのか」を考えてみましょう。

重たいふとんが好きな理由



重たいふとんが好きな方が、それを好きな理由とは…

  1. 昔から使っているから。軽いふとんは使ったことが無いから。
  2. 重いふとんは、安心感があるから。
  3. 軽いふとんは、体とふとんとの間に隙間が空いて寒いから。

と言う事が多いです。お客さまに聞いた寝具専門店での経験上です。

1と2は、「重いふとんを使い慣れているから」なので、
実際に、羽毛布団などの軽いふとんを使ってみると
「何コレ?!すごくイイ!!」になる可能性が大いにあります。

3.に関しては…実際に使われた事がある「軽い掛け布団」に問題があります。

おそらく割と手頃な…すごく安い羽毛布団を使われたのかも…しれません。

「軽い掛けふとん」には、快適に眠るために
もう一つ、絶対外せない条件があるんです。

軽い掛け布団は生地が柔らかくなければダメ。



軽い掛け布団に絶対外せない条件とは、
「ふとんの生地が柔らかい事」です。

ふとん自体が軽いと、上から押さえる力が少ないので
ふとんの生地が体にフィットしにくいです。隙間が空くんですね。
同じ理由で、掛け布団カバーも柔らかいものの方が良いです。

ふとんが軽ければ軽いほど、ふとんの生地は柔らかくなければいけません。
だって、上から押さえる力が少ない訳ですから。

じゃあ、羽毛の肌掛け布団(充てん量0.3kg前後)は、
「すっごく柔らかいふとん生地」じゃないとダメなんじゃない?というアナタ。

真夏にちょっと掛ける肌ふとんなら、保温性をそれほど求めないため、
生地は柔らかくなくても大丈夫です。ただ、それならタオルケットでも…いや、なんでもありません。

しかし、秋口・春先も使おうと思われるなら
保温性が必要です。生地が出来るだけ柔らかいものを選びましょう。

婚礼のふとんセットなどについている「高い”羽毛肌掛け布団”」(数千円で買えるものとは全く違います)は
生地も柔らかく羽毛も高品質羽毛が充てんされていますが、保温力は非常に高いです。

昔、ウチで婚礼ふとんセットを買われたお客様(使われる方のお母様)が
その後言ってらっしゃった話しですが…

お母さん「娘がね、ひと冬過ぎてから”あの掛け布団寒かった”って言うのよ」

まくら職人「えっ?あの掛け布団は相当暖かいですよ?」

お母さん「そうなのよ、で娘のところに見に行ったらね…」

お母さん「冬用のふとんが押入れに入れっぱなしになっていてね。」

「えっ?使ってなかったんですか?なにで寝てらっしゃったんです?」

お母さん「そうなの。それがね、婚礼セットの夏用の羽毛肌ふとんでひと冬越してたの」

まくら「へ~っ!よく寝られましたね。あの羽毛肌ふとん凄いですね」

と言う事もありました。実話です。

話しがそれました。

「軽い掛け布団は柔らかい生地でないと隙間があいて寒い」と言う事です。

重い掛け布団が好きな方でも
「生地の柔らかい」「軽い掛け布団」ならば、快適に眠れるでしょう。

色々な掛け布団があるので…どれにするか迷ったら
ウチに相談に来て下さい。