ヒノキ無垢ベットフレーム生産地へ・東濃ヒノキ編はコチラ

さて、次はベッドの製作所編です。

お邪魔したのは、同じく加茂郡七宗町のフクモクさん


ヒノキ無垢ベッドフレームの生産現場

丸七ヒダ川ウッドさんから、車で〇〇分。

工房に到着しました。(何分か覚えてないw)

工房内に入ってすぐのところに、見慣れたヘッドボードを発見。



おっ、これこれ(笑)

ちょうど、職人さんが組み立てているところでした。

ヒノキ無垢ベッドフレーム・職人さんの手作り


H型に”東濃ヒノキ材”を組み合わせて…

細かいパーツ(桟)を一本一本職人さんが打ち込み…


フタ?になるパーツを嵌めます。

ヒノキ無垢ベッドフレーム・ほぞ組が細かい

ちなみに、このほぞ組は、オス側が



こんな感じ。でメス側は当然…



こんな感じ。細かい!

ここまでカッチリ組めば、そうやすやすとは壊れません。

こんな細かい仕事、日本の職人さんしかしませんよねー(笑)

「こんなに細かい作りのヘッドボードにしなくてもいいんじゃない?」というアナタ
暑い夜に扇風機をかけて寝れば、この細工の必要性は分かります。
宮付きのヘッドボードと違い、風通しがいいんですよー。

で、嵌めます。


で、アールの部分を”コンピュータ制御”で削り出してヘッドボードは完成。

アール部分は、バラつきが出ないように最新技術で作り上げます。

こんな感じで作っているため

このベッドは、接着剤をほとんど使っていないんです。

ほぞ組でカッチリと組みたてておられます。

集成材(つき板)とか合板的なものとは、強度が違うんですよ。



↑桟を差し込む部分の穴開け作業です。

ヒノキ無垢ベッドフレーム・完成品



完成品と共に記念撮影(笑)

新品は、ホワイトというか、薄ピンクでとてもきれいです。

また、製材所と同じくヒノキのいい香りが。

使い込んでいくと、香りはなくなりますが

木自体に塗装をしてないため、味が出てイイ感じになります。

生産工場では、他に

有名メーカーのシステムキッチンのパーツなどもオーダーで作ってるそうです。

ヒノキ無垢ベッドフレーム・まとめ



↑これはスノコ部分の加工、だったと思います(笑)

見学させて頂いて、感じたことは

手が掛かってるな~、しっかり作っているな~と言う事。

安い海外生産のベッドフレームは、組立時に穴が合わなかったり

内部がウッドチップの集成材だと、使っているうちにガタがきたり…

もちろんヒノキ無垢のベッドフレームも、そういった事がないとは言えませんが

今回の見学でお会いした職人さんたちの”丁寧なお仕事”を見ていると

やはり、日本製が安心だな~。と思いました。