サイトアイコン 広島の老舗オーダー枕・寝具専門店|創業134年の木村寝具店

腰が痛くなる古い敷きふとんへの対処法

と言われています。

もちろん体重と寝返りの回数、睡眠時間などでも
寿命は変わってきます。

敷きふとんが寿命を迎えると…

などの症状が…。

これらの症状が出たら、ふとんを買い換えないと…ですが。

とりあえず、買いに行くまでの対処法を。

お尻の部分にタオルを入れる

敷き寝具(敷きふとん・ベットマット)で
一番荷重がかかるのが、おしりの部分です。

人間が横たわった時、
おしりの部分(腰部)に全体重の44%~50%がかかる、と言われています。

その他の体重分布は、頭部の8%・胸部の33%・脚部の15%ですから、
おしりの部分(腰部)には、ダントツに大きな荷重がかかっている事が分かります。

そのため、長年敷きふとんを使っていると、
まず、おしりの部分(腰部)がヘタって来るんです。

そこで、
ヘタっているおしりの部分にタオルを畳んで入れると
寝心地が良くなることがあります。(敷き寝具の下に入れるとズレにくいです)

この方法は、
ホテルに泊まった時も有効です。

ホテルのベットは、
マットが古いとおしりの部分がヘタっていることも多く、
また、ホテルのタオルはボリュームがあるので、厚みを出しやすいですね。

上下を変えてみる

ベットのマットの寿命は10年が目安です。

ただし、上下・表裏を時々ひっくり返しながら(「ローテーション」って言います)
使って10年です。

前述したように、敷き寝具で一番ヘタるのは「おしり部分(腰部)」。

敷き寝具の上下・表裏を変えることで
そのヘタっている部分をズラしていく、という単純な作戦です(笑)

敷きふとんを干す

敷きふとんを天日干しする、のも有効です。
特に綿わたの敷きふとんは、干すと弾性が”多少は”回復します。

ただし、頻繁に天日干しすると
生地が紫外線で劣化し、破れやすくなります。

また、ウレタン系の敷きふとんは、
紫外線でウレタンが劣化し、早くダメになるので
天日干しは控えて下さい。

ベットのマットレスはスプリングを使っているものが多いので
干しても弾性が回復することはありません。
金属のバネを干したって…ぬくくなる位で、ダメでしょ(笑)

2枚重ねる(敷きふとんの場合)

長年使った敷きふとんは、
ヘタって厚みがなくなります。

厚みがなくなった敷きふとんに横になると…

という事があります。

敷きふとんを2枚重ねすると
厚みが出て、ある程度のクッション性も期待できます。

が、この方法も時間の問題です(笑)
一時的な対処法ですね。

買い換える

以上のテクニックは、
あくまで、その場しのぎです。

寝起きの腰痛など、体調が気になる方は
次のお休みの日にでも(笑)
敷きふとんやベットマットレスを買いに行ってください。

その際にはしっかり説明を聞いて、
試しに寝てみる事です。

予算先行で、
手ごろな敷きふとん・ベットマットレスを買うのもいいですが
やっぱり腰が痛くなって、また買い替えるとなると
その方が、お財布ダメージ大です(笑)

アナタが寝ている、つまり意識のない間、
アナタの寝姿勢を決めているのは、
敷きふとんorベットマット+まくらです。

ヘンな姿勢で毎日毎日寝ていると、
昼間の姿勢からゆがんできます。

ウチのお店オーダー枕を作りに来る方、
敷きふとん・ベットマットを買いに来る方は実際にそういう方が多いです。

とりあえず、
今お使いの敷きふとん・ベットマットレスの
おしりが当たる部分を触ってみて下さい。

おしりの部分が凹んでいたり、
他の部分より柔らかくなっていたら…。

その敷き寝具に、
”お疲れさま”してあげてください(笑)

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