最強寒波襲来です。ここ数日寒い日が続いていますが

広島は昨日の晩が最高に寒かったです。今朝は店先の植木鉢に霜柱が。広島市内でも当店の周辺は積雪もなく、寒いだけです。
今朝はさすがに路面に残っている雪がありましたが、現在は乾燥してます。

寒い季節ならではのお問い合わせもありました。

ウレタンのマットありますか?というお問い合わせ、実は…

昨日、お問い合わせの電話がありまして…

お客さま「ウレタンのマットみたいなの、ありますか?」

まくら職人「ありますよ。〇〇円くらいです」

お客さま「もっと安いのありますか?」

まくら「ウレタンのマットレスって、
ヘタってしまった敷き布団の下に敷くと思うのですが、
あまり安物だとウレタンの密度が低いので意味がないと思いますよ?」

お客さま「それがですね、床に敷き布団を敷いて寝ると、結露して床面がびちゃっと濡れるんです」

まくら「ああ、それでしたら専用の”湿気取りのシート”があります。そっちの方がいいですよ」

というやり取りがありまして…”除湿シート”という湿気対策の敷き物を選んでいただきました。

今回のお客さまは、
ウレタンのマットレスが欲しいのではなく、”床面の結露”を何とかしたかったんですね。
はいどうぞ、とウレタンのマットレスを買われていたら
ウレタンの床面が結露してカビが生えてしまっていたでしょう。
事情をしっかり相談して頂いてよかったです。

寝具で気になる事があったら、まずはウチ(木村寝具店)に相談してみて下さい。
本題からそれました。余談です

除湿シートとは…


除湿シートはシート状の薄さでありながら、内部のシリカゲルで湿気をしっかり吸収してくれます。
湿気を十分に吸ったら、シートを干して湿気を飛ばし繰り返し使います。

よく、どのくらいのペースで干したらいいの?とお客さまに聞かれますが
お家の気密性・気温と使われる方の湿気の出具合で変わるため、一概に言えません。
湿気の度合にかかわらず、2週間に1回程度の頻度で干した方が無難です。

湿気を十分に吸ったら付属の湿気センサーがピンクになって知らせてくれる、
という機能が付いているものも多いですが、
このセンサー、故障する(色が変わりにくくなる)ことが多いです。あまりあてにしないで下さい。

また、大きさは使う敷き寝具より一回り小さいです。(シングルサイズなら90×180cm前後)
全面でなくても、湿気は吸えるのでこれで十分です。

除湿シートは内臓するシリカゲルの種類で吸湿性能が変わると言われていて…
良く吸う方が”シリカゲルB型”です。たしかA型もあったと思うのですが…あまり見ませんね。

除湿シートは冬が活躍期です

敷き布団やマットと床(もしくはベッドのスノコ)の間に敷く除湿シートは、
梅雨時期ではなく、冬季に活躍する敷き物です。

冬季、睡眠中に体から出る水蒸気(湿気)は敷き布団やマットを通過し、
冷たい床面で結露します。

結露した水分は敷き布団やマットの生地に吸われます。
水分を吸った生地は…濡れたままにしておくとカビが生えて不衛生に。
カビが生えると、たとえ洗濯できてもシミが取れません。
カビの根っこが黒く残ります。

床面がより冷たくなる、冬季は結露しやすいので注意が必要です。

あ、そういえば除湿シート以外に湿気対策の敷き布団がありました。



↑クリックするとスペックが書いてあるページに飛びます。

睡眠時に体から出る水蒸気を中芯でブロックする構造です。
重量もすごく軽いので上げ下ろしもラクです。

綿わたのおふとんには厳しい季節です



湿気をため込みやすく、頻繁に干さないと
ジットリ冷たくなる「綿わたのおふとん」には厳しい季節です。

こう寒いと、おふとんを干しても乾きにくいですし。

そんな綿わたのおふとんを使っている方は、
ふとん乾燥機を使われるといいかもしれません。
暖かい空気で乾かしておけば、眠る時も寝床内がホカホカ暖かいです。

これを機会におふとんを買い替えようかな?と思われた方には…
羽毛掛け布団買い替えのキャンペーンを開催中です。

興味がある方は、木村寝具店まで。